立ち向がれ!演劇部2011
「さあ?でも私はアイツらとは闘う宿命にある。と思ってる。」
「・・・そうですか。しかし世界には五角セクタァのような管理する者がいなくてはならない。五角セクタァが管理支配する世界、そこに杏香様が支配者の1人としてあること、それが我が望み。」
「何それ?確かに世界にはまとめる者が必要よ。でも五角セクタァみたいなやり方で管理支配しても何もない。てゆーか気に入らない。そんな支配をする者の座なんていらない。」
「どうしても五角の崇高なる理想を知る気はないと。」
そうなるわね。
「ならば、杏香様には崇高なる理想を敗北の二文字を以て教えて差し上げましょうッ!薔薇の弾丸(がんずあんどろうぜす)!」
バヒョーン
やるしかないか。実のところ仲間を倒すのは心が痛いんだ。もう4人も倒してて限界やっちゅーに!
「待つんだ藤林杏香!」
バッ
清士郎?
「こんな闘いは君の心に負担をかけすぎてこれ以上はろくすっぽ闘えまい!故にここは僕が闘う!」
「ちょい待ち!コイツは私の下僕よ!?下僕の不始末は主人がちゃあんと・・・!」
「その不始末の責任を取ったはいいが君がそれで精神崩壊を起こしたらその下僕はどうなる!負い目を感じ罪悪感に取り付かれるぞ!下僕に自分のせいで罪悪感を持たせるつもりか!?」
そ、それは・・・
「杏香姉ちゃん、ここは確かに出浦先輩に任せるべきだと思う。」
・・・。そうよね。
「そうか、それもそうよね!じゃあ清士郎!私の代わりに私の下僕にちゃんとお仕置すんのよ?」
「任せたまえ。天空鍛冶屋V2!」
ブウゥーン
どれ、まずは様子見の機銃!
バラララララ
ガガガガガガガン
ほう、左の楯で防いだか。
「フッ、武器はそれだけか?この楯で防げる武器しかないならば、その天空鍛冶屋は負ける。」
そうかな?
「茨の右腕蛇銃の左腕!」
ギュイッ
!-あの技は!恐らくオールレンジ型の技か!そしてあれで絡めとり動きを封じ、攻撃するつもりか。だがね!
バァッ!
何ッ!こちらに急接近だと!?
「バカめ!伸ばしはフェイク!至近距離で弾を撃ち込ませてもらう!」
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