私にだけ愛をください
家はもちろん真っ暗で



俺はまっすぐ自分の部屋に帰った

ベットに入った



俺は携帯のアドレス帳から
ゆりの番号を出し
電話をかける



ガチャ

「も...しもし...」


ゆりの涙声が聞こえる


「ごめんな、ゆり
公園で寝てた...」


そういうとゆりの鼻をすする音が聞こえる

「これから寝るときは
ちゃんとお布団で寝てね?」

あぁ
ゆりは俺のこと心配してくれたんだ

「あぁ。そうする」

「メール返せなくてごめんね?」


そのことで電話してきたのか...

「あぁ、うん」




< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop