大好き、私の赤ちゃん!?

それでも、私は逢わないといけないと思った。


何より、綾を産んだ人だし、何故綾を捨てたのか、綾のことを愛してないのか、聞きたいことがたくさんあるからだ。



何せ綾の両親のことは何も聞いてない。


綾を預かった時も家族旅行に行った時も綾の両親については誰も教えてくれなかった。



お母さんの言い忘れかなと無理やり納得しようともしたが、お母さんはその手こと“だけ”はしっかりしているだけに納得できなかった。