大好き、私の赤ちゃん!?
その言葉に私はキレた。はぁ?何言っているのこの人達は?それはあんたの都合じゃん。綾は何も関係ない事でしょ。


「あんた、何言っての!!自分達の子どもでしょ!!それを死ねばいいのになんて信じられない!!」


怒ってる私を見ても男の子は顔色一つ変えなかった。


その変わり、女の子の方が口を開いた。 しかし、女の子の口調もどこか淡々としていた


『スイマセン。彼、病んでるんです。私が綾を産む時、周りから散々酷いコトを言われて。心が壊れちゃったんです。』


「心が壊れた………甘ったれてんじゃないわよ。親が周りから酷いコト言われたぐらいで駄目になってたら誰が子ども守るのよ。」


私は思ってた事すべてをぶつけた。


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