大好き、私の赤ちゃん!?
結局、あの人とは次の日曜日に会うことになった。


私は日曜日が来るのが待ち遠しいようで来て欲しくなかった。


そのせいか、綾が泣いてもきずかずに、お母さんやお義姉さんにもずいぶん迷惑をかけてしまった。


そして、日曜日。


待ち合わせは駅前の喫茶店に11時だったけど、私は9時の開店と同時に店に入って待ってました。


この喫茶店はまだお母さんとあの人が仲良かった頃に家族三人でよく来たお店だった。


あの人は11時、10分前に店入って来た。


「………光、待ったか?」


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