学校一のカレカノ
モテモテの二人
彼の告白
「っきゃあぁぁー!矢吹せんぱ〜い、暁せんぱ〜い!。」
校庭のフェンスの所からかなりの人だかり・・・。女の子だけど。
そして、女の子達の視線は、たった二人の女の子と男の子に集中している。
女の子の方は、私、二年一組、矢吹 涙ー・・・。
学校一の天才だと呼ばれ、男の子っぽい顔立ち。165ぐらいある身長。なぜかバレンタインになると女の子からいっぱいチョコをもらう・・・。
そして、もう一人の男の子は、二年一組、暁 裕雅ー・・・。美少年で学校一のモテ男。女の子に優しく、まったりしている男の子。
「矢吹さん、ナイスシュート!」
「サンキュー、暁くん」
「さすがだよねぇ“ゴール前の悪魔”だねぇ」「“雪の妖精”に誉められても・・・。」
「“妖精”ってもっとカッコイイ異名つけてほしかったなぁ」「え〜?いいじゃん。“悪魔”よりはいいよ」「まぁ〜ね!」ピーー!!
「あっ、じゃあ明日ね。」
「うん。じゃあね」
片付けも終わり、帰りの準備をしていると・・・。
「涙!帰るぞ〜」
この人は私のお兄ちゃん、矢吹 翠という名前でサッカー部の主将。
「お兄ちゃん!彼女と帰らなくていいの?」
「あぁ、今日は塾だってさ!」「ふぅ〜ん」
「あのさ、お前ら本当に仲いいよなぁ?」
「お前ら?」
「お前と暁だよ」
「あぁ〜。クラスメイトだしね」
「それもあるけどさ、お前はどうなの?」
「“どうなの?”って?」
「だから、“好き”なのかぁ? 」
「えっ?友達だから好きだよ」「そうじゃなくて・・・。男として好きなのかって聞いてんの」
「う〜ん。そういうの考えたことない」
「あっそ。じゃあいいや」
(お兄ちゃんは何が言いたいの?)
歩いて10分した所に家がある。親はいない。
「お兄ちゃん、今日は何食べる?」
「う〜ん。じゃあハンバーグが食べたい」
「分かった!」お兄ちゃんは受験まで頑張ろうとしてるので一人で料理を作っていると・・・。
〜〜っと携帯の着メロがきこえた。
(誰だろう・・・。)
「あっ、暁くんからだ。」
『もしもし?矢吹さん?』
「暁くん?どうしたの?」
『あのさ、明日大事な話があるから朝ちょっと早く来てくれないかな?』
「えっ?何時?」
『ん。いつもより、ちょっと早ければ良いよ?』
「分かった」
「っきゃあぁぁー!矢吹せんぱ〜い、暁せんぱ〜い!。」
校庭のフェンスの所からかなりの人だかり・・・。女の子だけど。
そして、女の子達の視線は、たった二人の女の子と男の子に集中している。
女の子の方は、私、二年一組、矢吹 涙ー・・・。
学校一の天才だと呼ばれ、男の子っぽい顔立ち。165ぐらいある身長。なぜかバレンタインになると女の子からいっぱいチョコをもらう・・・。
そして、もう一人の男の子は、二年一組、暁 裕雅ー・・・。美少年で学校一のモテ男。女の子に優しく、まったりしている男の子。
「矢吹さん、ナイスシュート!」
「サンキュー、暁くん」
「さすがだよねぇ“ゴール前の悪魔”だねぇ」「“雪の妖精”に誉められても・・・。」
「“妖精”ってもっとカッコイイ異名つけてほしかったなぁ」「え〜?いいじゃん。“悪魔”よりはいいよ」「まぁ〜ね!」ピーー!!
「あっ、じゃあ明日ね。」
「うん。じゃあね」
片付けも終わり、帰りの準備をしていると・・・。
「涙!帰るぞ〜」
この人は私のお兄ちゃん、矢吹 翠という名前でサッカー部の主将。
「お兄ちゃん!彼女と帰らなくていいの?」
「あぁ、今日は塾だってさ!」「ふぅ〜ん」
「あのさ、お前ら本当に仲いいよなぁ?」
「お前ら?」
「お前と暁だよ」
「あぁ〜。クラスメイトだしね」
「それもあるけどさ、お前はどうなの?」
「“どうなの?”って?」
「だから、“好き”なのかぁ? 」
「えっ?友達だから好きだよ」「そうじゃなくて・・・。男として好きなのかって聞いてんの」
「う〜ん。そういうの考えたことない」
「あっそ。じゃあいいや」
(お兄ちゃんは何が言いたいの?)
歩いて10分した所に家がある。親はいない。
「お兄ちゃん、今日は何食べる?」
「う〜ん。じゃあハンバーグが食べたい」
「分かった!」お兄ちゃんは受験まで頑張ろうとしてるので一人で料理を作っていると・・・。
〜〜っと携帯の着メロがきこえた。
(誰だろう・・・。)
「あっ、暁くんからだ。」
『もしもし?矢吹さん?』
「暁くん?どうしたの?」
『あのさ、明日大事な話があるから朝ちょっと早く来てくれないかな?』
「えっ?何時?」
『ん。いつもより、ちょっと早ければ良いよ?』
「分かった」