ごめん。でも好きなの。


もっと、
触れててほしい。
近くにいてほしい。

それがあなたを
2度目に好きになった瞬間だったの。

1度目は何もしないまま、
儚く散っていった。

だけど、この恋だけは、
2度目でもいいがんばろうって思えた。

夏休みがもう終わって
楽しい日々も、もうなくなってしまった。

sky○e
がメッセージを知らせる音をならした。

見るとそれはあなた。

話してると、
いつものあなたの口調じゃなかった。

なんかおどおどしているっていうか、
おとなしかった。

すると、
「俺、お前のこと好き。」

そういわれた。
< 2 / 11 >

この作品をシェア

pagetop