舞い降りた天使と悪魔
「どっこらせ」
「オッサンかよ」
取り敢えず、ツッコミを入れた。
「そんじゃ、説明してもらいますか?
そこの天使に、この一連の事を」
「良いだろう。
まずは、何から話すか‥
そうだな、俺の事から話そう」
いつでも冷静沈着。
悠黎の言葉は真実だと思い込むには難しく、だけど、思い込まないといけない内容になる事を、覚悟していた。
「俺の名前は、天使 悠黎。
天界から来た神族だ」
「「神‥族?」」