シャープペンシル
しばらくして私たちはカラオケに着いた。

「ちょっと龍!なんなの!?」弘樹との会話を断ち切られてイライラしながら問い掛けた。

「俺以外のヤツと話すな。」
そういって龍は乱暴に私の唇を塞いだ。

「んっ・・ちょっ・・龍!!」

私は龍を力一杯押した。

・・龍は見たことがないくらい冷たい目をしていた。
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