シャープペンシル
「・・龍?どぅしちゃったの?」
私は急に龍が怖く感じた。
「梨美は俺のものだ。他のヤツには渡さない!!」

その瞬間、私の上には龍がまたがっていた。

龍の激しい舌が私の唇から徐々に下りてくる。

「・・あっ・・龍、やめて!」

いくら逃げ出そうとしても女の私が男の龍に勝てるわけもなかった。

私が腕をつっぱって龍を離そうとすると、その手はあっけなく片手で押さえられてしまった。

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