シャープペンシル
しばらくして話が塾へと変わりつつあったとき、私は龍がだんだん黙り始めたことに気が付いた。
(龍、どうしたんだろう。)
不思議に思ったものの、うちのクラスの楽しさを話すのに夢中で気にもしてなかった。
そして話が弘樹に変わると突然、龍の顔が昨日と同じ怖い顔に変わった。
私は恐怖で固まってしまい、動くこともできないでいた。
すると龍はとても冷たい口調で、
「梨美、そいつといつも会ってるのか?」
と言ってきた。
「そんなの当たり前じゃん。塾なんだか・・っ!?」
私の頬は真っ赤に腫れていた。
いきなり殴られたのだ。
私は殴られた驚きと恐怖で涙も声も出なかった。
(龍、どうしたんだろう。)
不思議に思ったものの、うちのクラスの楽しさを話すのに夢中で気にもしてなかった。
そして話が弘樹に変わると突然、龍の顔が昨日と同じ怖い顔に変わった。
私は恐怖で固まってしまい、動くこともできないでいた。
すると龍はとても冷たい口調で、
「梨美、そいつといつも会ってるのか?」
と言ってきた。
「そんなの当たり前じゃん。塾なんだか・・っ!?」
私の頬は真っ赤に腫れていた。
いきなり殴られたのだ。
私は殴られた驚きと恐怖で涙も声も出なかった。