私の最低な元カレ

嫌いな名前



―藤原夢side―



唯子からの電話を切って、


信号を待っていた時…



「あ゛」



私は信号の向こうに、嫌な奴を見つけてしまった。




これは何なの?


私は…神様に嫌われてるの?


なんて、本当に、真剣に考えてしまいそうになる。


というか、考えてしまった。



だって…

だって向こうの信号に







天野君がいるんだよ!?




< 101 / 319 >

この作品をシェア

pagetop