私の最低な元カレ


「……じゃ」

「おう!」


なにこの少しすぎる会話。


いや…別に良いんだけどさ。



私はまた赤に変わってしまいそうな

信号を見て、



天野君と反対方向に、走った。




遊びに行くって…

どうせまた女の子なんだろーな。


それくらい、誰にでもわかるよ。



別に…

“元”彼女は気にしなくて良い事だけどさ。



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