私の最低な元カレ
SHRが始まるまでは、まだ時間があり、
私と麻衣は椅子に座って適当に話していた。
すると、体育祭の後にある、テストの話に――。
「うわー!体育祭楽しみだけど、テストあるじゃん!テストー」
忘れていたのか、麻衣は嘆く。
私は完全に覚えてましたよ。
だってそんな…忘れられるわけないよ。
嫌なテストなのに…。
「どうしよー!夢は?自信ある?」
「ちょっと…自信あるように見える?」
「見えない」
そ、即答…。
それはそれで、ちょっと失礼じゃ…?