私の最低な元カレ


「…はぁああー」


何かを切り替えるため、

私は今までで一番深いため息をついた。


ディスプレイを見ると

《唯子》


唯子からのメールだった。




――――――――――――――
差出人:唯子
――――――――――――――

体育祭行けなくてごめんね!

放送したんでしょ?やるねぇ

どうだった!?
色々と喋りたいし、また遊ぼう
よ♪

いつで〜も、お誘い待ってるか
らね(笑)

     END

――――――――――――――




「体育祭……」


まるで追い討ちをかけるような内容のメール…。


どうだった!?って……聞かれてもなぁ〜…。




私はうなだれていた体をシャキッと伸ばして

唯子に返信を打った。



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