私の最低な元カレ
「私も、」
悩んだけど、こうやって素直に話し合えば、絆はどんどん深まっていく。
「私もさ!友達関係で悩んだことなかったから、どうしたら良いかわからなくて。
なにが一番良い解決方法なのかわからなかった。
だけど、今では良かったと思ってる。
麻衣が私に「夢がわらからない」って言ってくれたことも。
そして私が麻衣にすべてを話したことも!」
「……うん…」
「結果良ければすべてよし!ってね!」
「…そう、だね。…あたしら、まだまだ親友なったばっかだしね!(笑)」
「そーそ(笑)これからケンカとかあると思うけど…。もう仲直りの仕方は覚えたし!」
すると急に、身が右手を差し出してきた。
「ん?」
「握手!改めましての握手ー」
「え~。恥ずかしいっ」
そうは言いながらも、しっかりと麻衣と握手をかわした。