***



大澤くんが私の名前を知っていたことがそのうち分かるって、どういうことだろう?



私は不思議でたまらなかった。



放課後になり、津田くんが、



「親睦を深めるために、カラオケでも行かない??」


と提案したが、私はバイトがあるし、結衣も塾があるから行けない。



結局、その日はみんなでアドレスを交換して、別れた。



< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop