愛たい

「は?」

と間抜けな俺の声が部屋に響く。

−−−−−−−

とにかく陸と仲
直りしなさい!

−−−−−−−

と、一文。

その怒り口調に思わず吹いた。

拍子抜け。

別に喧嘩はしてないし。

俺が一方的に怒っただけだし…。

陸は正しいことを言っただけなのに。

嫉妬に変わってしまったのかな…。

−−−−−−−

分かった!

−−−−−−−

と言うメールを送れないまま、俺は寝てしまった。

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