あなたが教えてくれたこと



無言の車の中で私の気持ちはどんどん沈んでいく――……









しばらく走って向かった先は



小さなお店で



薄暗い照明の店内は落ち着いた雰囲気だった



『久しぶり』



『横山くん元気だった?今先生呼んでくるね!』



『もう先生じゃないだろ?』



『そうなんだけど昔の仲間に会うとついそう呼んじゃうの』



ここは知り合いのお店だったみたいで



入口で迎えてくれた綺麗な女の人は



そう言って店の奥に入って行く



< 45 / 185 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop