あなたが教えてくれたこと
『夏希ちゃんつまらなくない?
私たちの話しばかりでごめんね!』
『いえ!大丈夫です。
横山さん楽しそうだし』
そう言った私は多分笑ってたけど
何故か横山さんも華さんも少し驚いたように見えた
それからも横山さんと華さんの昔話を聞いて
見たことのない過去の横山さんを想像して笑った
華さんの作るカクテルが美味しくて私も結構飲んだけど
横山さんはいつもの倍は飲んでて
華さんの言ってた通りになった横山さんは
帰りの代行の車の中でも話し続けた
私は何故かその事が嬉しくて
家に帰ってからも横山さんが話す学生時代の話しや
華さんと先生の話をしをずっと聞いてた