あたしと不良の物語
no.10





「なーんで誰も準備集まらないんだ?」



圭都の声から苛々してることがわかる。



「あの女…、ほんとにふざけんな…!!」



圭都は床をおもいっきり踏みつけた。


このまま圭都が「やっぱり辞める!」って言ったらどうしよう!!



「あたしもやるからさ!!落ち着いて!!」



とは言っても教室にいるのはあたしと圭都の二人だけ。





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