あたしと不良の物語




「君に見せたいものがあるんだ」


「え?」



村尾くんがポケットに手をつっこむと紙が出てきた。



「これは?」


「順位の紙さ」



あたしが紙を開くといろんな名前が書かれていた。



そこには圭都の名前もあった。



1位 倉持圭都



「これって…」


「中学の期末テストの順位さ」





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