あたしと不良の物語




ポストに入れて伝言しとけばいいんだから、さっさと終わるよね。


あたしはそう思いながら放課後千尋の家に向かおうとした。



………………………………………



放課後



あたしが校門から出ると圭都が立っていた。



「あれ?どうしたの?」


「お前あの女の家本気で行くのかよ?」


「行くけど…?」




< 196 / 246 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop