あたしと不良の物語




先生に渡された地図を頼りにあたしと圭都は細谷家に着いた。



「うわ…」


「でかい…」



千尋の家は外国に出てきそうな大きな豪邸だった。


門と塀は3メートルぐらいあって、家は洋館のような感じ。



あたしはインターホンを押した。


すると女の人が応答してくれた。



『はい?』


「あの、細谷千尋さんと同じクラスのものなんですけど、届け物持ってきました」




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