あたしと不良の物語




『少々お待ちください』


「あっ!ポストに入れとくんで別に呼ばなくても…」



あたしは届け物をポストに入れようとした。


しかしインターホンはあるのにポストはなかった。



『ポストはないんですよ』


「…そうなんですか…」


『たぶん千尋様がそちらまで来ると思いますので』



千尋がここに!?


あたしが来たからきっと怒るよな…





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