あたしと不良の物語
「確かにあいつらは俺たちの姿を見て文化祭を手伝った、でも手伝おうって決めたのはあいつら自身だ、だからお前のせいじゃない」
すると圭都は近くにあった自動販売機の前に立ち止まった。
そしてお金を入れて飲み物を選んだ。
「俺だって最終的に自分でやろうって決めたんだからな」
飲み物が落ちてきて圭都は取った。
「だから気にするな」
圭都はあたしの前にりんごジュースを差し伸べた。
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