あたしと不良の物語




不良は拳を倉持くんに向けた。


すると倉持くんは片手で拳を受け止めた。



「なっ…!」


「さぁ、離してもらおうか」


「いだだだだ!!!」



どうやら倉持くんはますます強く握ってるみたいだ。



「さぁこいつ片づけたらお前らの番だから」



倉持くんの鋭い目がこっちを向く。





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