あたしと不良の物語




と言うわけで今は味方は誰もいない。


女子は千尋にいちばん逆らえないし


男子は千尋が怖くて放置。



「そろそろ人が恋しくなったんじゃないの?」



千尋があたしの席まで来た。


まわりには千尋の取り巻きがいる。



「別に」


「ほんとは寂しいくせに」


「あんたらといるよりましだし」


「あっそ」




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