あたしと不良の物語




「神谷!」


「圭都!」



圭都が崖の上からあたしに懐中電灯を当てる。



「待ってろ、今行く!」



圭都は崖から降りようとする。



「危ないよ!」


「んなの大丈夫だ!」



圭都は慎重に足を下ろす。




まさか圭都が助けにくるなんて思わなかった。





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