炎龍~暖かい奴等~


「やっぱりお前...変。」

「んなっっ!!」

悠君、酷い!!そんなストレートに言わないでよ!!!


「お前、兄弟が氷狼だしわかるだろ??どれだけ狙われたら危険なのか。」

「いやぁ...まぁね。」

むしろ私が1番よく知ってるよ!!氷華だもん!!




すると突然朔夜が、得意のブラックスマイルで爆弾を落とした。

「じゃあ炎妃になってくれなかったら、氷狼に花音が東雲にいるって情報流すよ??」

「はぁ?!!」

何言っちゃってんの、このエセ紳士!!それが1番マズイんだけど!!!

あ、でも炎龍と氷狼は敵対してるし...

「それいい考えだな!!俺等1週間前に同盟組んだし、いつでも交流できるもんな★」

...そうだったぁぁぁ!!炎龍と氷狼、同盟組んだんだったぁぁぁぁ!!!



「さぁどうする??炎妃になるか、兄弟にバラされるか★」

...どっちも嫌です。



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