炎龍~暖かい奴等~
「何か意見のある奴はいるか??」
「...あのっ!!」
うお、びっくりした。声がした方向をみると、緑頭君が手を挙げていた。
「その方って...氷狼の有栖川達と兄弟なんですよね??スパイとかじゃないんスか??」
うーん、これって反対意見だったりする??
「こいつは大丈夫だ。こんな馬鹿にスパイはやれねぇ。」
...ほんと炎龍の奴等って、私の心をズタズタにするよね...!!!
「わかりました!!俺は花音さんを全力で守ります!!」
え"、今ので納得したの!?軽いな、おい。
とりあえず蓮の言葉は偉大だからってことにしとこう。
『俺等も守ります!!』
約半数の人が賛成してくれたところで、ついに来ました!!
「...俺は反対っス。」