炎龍~暖かい奴等~
「咲山めぐる」
「ん??」
咲山めぐるはまだ殺気を出したまま。
「...質問、していい??」
「ククッ、どうぞー★っていうか否定しないんだね??やっぱりあの有栖川の5人と兄弟なんだ??」
"あいつの情報はまじで正確だなぁ★"
咲山めぐるは殺気をしまい、呟きながら笑った。
「ねぇ、どうして氷狼じゃなくて炎龍を狙うの??」
「あ、言ってなかったっけ??それはね、」
バンッ
突然屋上のドアが吹っ飛んだ。私と咲山めぐるは、同時にドアの方を見る。
そこにいたのは......
「おい...咲山、何してんだ。」
炎龍の幹部達だった。