炎龍~暖かい奴等~
説教。
「おーっと、皆さんお揃いで★」
咲山めぐるは余裕そうに笑ってる。それに対して炎龍のみんなは、
『......。』
うお、殺気だしまくりっっ!!私が普通の女の子だったら、多分泣いてるよ!??
「...花音に何の用??」
「いや、特にないかな??噂と情報聞いて、気になって見にきただけだし★」
すごいケロッとしてるなぁ。質問した朔夜も思わずだんまりだ。
「そんな6人で睨むなよー。今日は"まだ"何もしないよ★指示もまだ出てな「嘘だろ。指示は出てるはずだ。」」
咲山めぐるの言葉を悠が遮った。
さすが......。みんな、雰囲気がいつもと全然違う。
「まぁ、確かに指示は出てるよ。でも今日は本当に様子見だけだし★」
「チッ...今すぐ消えろ。」
...んん?!