炎龍~暖かい奴等~


「うおぉぉ!!そこの女邪魔だぁぁ!!!」

「のわっっ!!!」

いきなり男が殴りかかってきた。

それを間一髪で避けた私。

いやぁ、なまったなぁ。

そんなことを考えていたら、なにやら視線を感じた。

「...何??」

「コイツ気に入らねぇ!!殺れ!!!」

『うおぉぉぉぉ!!!』

いつの間にか数十人の男に囲まれた私。

ていうか避けただけで?!!!

じゃあおとなしく殴られろと!!女の子に?!!

ありえねぇ、こいつ等...

終わってる。

「はいはい、そこまでー。」

どうやってこいつ等倒そうか考えていると、どっかから声がきこえた。


< 35 / 232 >

この作品をシェア

pagetop