炎龍~暖かい奴等~


「っていうかりっちゃん、はるちゃん!!やっぱり炎龍に守ってもらわなくても大丈夫だよ!!地味ーに過ごして問題起こさなきゃバレないでしょ★」

私がそう言うと、2人はため息をついた。

なんか変だった??

「花音、さっきも話しただろ??東雲と南雲、炎龍と氷狼が同盟組んだって。だからお互いのデータは自然と流れるんだよ。こんな時期に転校生が来たなら、少しは南雲も気になるだろ??そしたらお前はバレて終わりだ。」

「そんなぁ...。」

確かにはるちゃんの言う通りだ。でも守ってもらうってどうすればいいの??

「燐。」

「ん??...あぁ、今呼び出すか。」

突然意味不明な会話をしだした2人。

するとりっちゃんが立ち上がり理事長室の放送機器のところへ。

ピンポンパンポーン

『連絡する。炎龍幹部は至急理事長室。5分以内に来ないと留年。』

ピンポンパンポーン

りっちゃぁぁぁん!!!

あんた何してんの!!

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