炎龍~暖かい奴等~


「今から炎龍幹部に花音を守ってもらうように頼むんだよ。」

おぉ!なるほど★って、

「そういうのはこっちから行くものじゃん!!」

「いいんだって!!これは理事長である俺の特権★」

「...職権乱用。」

「何か言ったか??」

「べっつにー!!」

...こんな人が理事長で、東雲学園は大丈夫なのかな??

コンコン

「おっ、来た来た。どうぞー★」

「りっちゃん、まだ2分も経ってないよ。まだ来るわけ「失礼します。」...?!」

入ってきたのはさっき屋上であった皆さん。

みんな汗だくだけど...

「理事長、春樹さん!!ひどいっスよ!!5分以内とか!!」

宇宙がゼェゼェしながら怒ってる。

...すみません、私のせいです★なんて言えない!!

「悪ぃ悪ぃ。まぁとりあえず座れ★花音のことで頼みがあるんだ。」

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