幼 な じ み-君への想い-
■一学期の始まり
────春、始業式。
?「希衣お嬢様ーっ!!!」
希「どうしたの?空島」
空「鞄忘れてますよ!」
希「あっ!ほんとだ〜!ありがとう」
空「いえ、これからはお気をつけください。それでは行ってらっしゃいませ!」
希「はい、行ってきます」
私は綾実 希衣。
今日から羽瀬高校に通うんだよ。
こうみえて綾実財閥のお嬢様なんだよ!似合わないって言われるけどね;
希(ん〜…世威遅いな…)
世「ごめーん!希衣遅れた!
今日も可愛いな♪」
希「………朝からうるさい」
このすごくうるさいのが、幼なじみの世威。
黙ってたらカッコイイのに
?「のぉーいーっ!!!!!」
希「ももぉーっ!!」
桃「おはようっ♪スカート短すぎない?!」
希「おはよ〜そんなことないよ!」
桃「そうかな?あれ?翔わ?」