again ~あなたと再び歩みを進めるために~


歩くこと数分。


静修高校に着いた。



『合格してるかな…。』

「頑張ったんだろ?大丈夫だって。」

『うん!』


この日比谷の言葉で幾分不安な気持ちは和らいだみたい。

私は自分の番号を探し始めた。










探すこと数分。


『あったぁ!!』


私は思わず叫んでしまった。



「おっ、あったか。」

『うん!!日比谷は?』

「俺もあった。」

『やったね!高校でもよろしくね!!』

「あぁ。こちらこそよろしくな。」


この後、私達は少し話をして別れた。


私が家に向かって歩いていると、竜から電話がきた。
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