again
~あなたと再び歩みを進めるために~
あれから数十分。
ホームルームも終わり、みんなが帰り始めた。
「じゃあ私達帰るね!!」
『うん!ばいばい!!』
由依と湊は帰っていった。
「俺達も行くか。」
『うん。』
私達も教室を出た。
『じゃあ、私竜と約束してるからここで!!』
「あぁ、じゃあな水瀬。」
『うん!また明日ね!!』
こうして私は日比谷と別れて、竜といつも行っている河原に向かって歩きだした。