again
~あなたと再び歩みを進めるために~
「チッ!逃げるぞ!!」
男達は逃げていった。
「大丈夫か?」
『うん…、大丈夫。』
「もう暗いんだから明るい道通れよ。」
『ごめんなさい。』
この後、話しは続かず沈黙が続いた。
「家まで送ってく。」
『へっ!?』
峰木の言葉にびっくりして、すごい変な声が出てしまった。
「へっ、じゃなくて家まで送るって言ってんだよ。」
『でも…。』
「でもじゃねぇ。また絡まれるかもしれないだろう。」
『じゃあ、お願いします…。』
こうして私は家まで送ってもらった。