again
~あなたと再び歩みを進めるために~
side episode2
あかり、竜side
「お前ってさ…。」
『何?』
「あんなエロい声出るのな。」
『えっ…エロいって…//』
私達が初めて体を重ねた朝、さっきまで甘い雰囲気が漂っていたのに、竜のこの発言で甘い雰囲気は壊れた。
「かなりエロかったぜ。」
『言わないでよ//!』
「今更恥ずかしがってもな。俺聞いちゃったし。」
そう言って、竜は妖艶に笑った。
『竜…何か意地悪だよ…。そんな人だっけ?』
「さぁ?」
『竜のバカ…。』
この後、私は竜に散々いじられた。