again ~あなたと再び歩みを進めるために~


その夜、部屋にいると携帯が鳴った。


『もしもし?』

「もしもし、俺。」

『竜!どうしたの?』

「日曜の事聞いたか?」

『うん!』

「行けそうか?」

『うん!』

「じゃあ、11時にショッピングセンターに集合だから、10時30分頃迎えに行くから。」

『えっ、悪いよ!逆方向なのに…。』

「いいんだよ、俺が行きたいから行くんだから。」

『分かった。準備して待ってるね!!』

「あぁ、じゃあ日曜にな。」

『うん。』


こうして私達は電話を切った。







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