again ~あなたと再び歩みを進めるために~






「目が見えなくなっても、歩くことができなくなっても、生きていてくれるだけで十分です。」



そう言って美優のお父さんは静かに涙を流した。




そんな美優の両親の姿を見ていられなくて、私達は頭を下げて病室を後にした。















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