again
~あなたと再び歩みを進めるために~
「忘れ物もあったし、帰るか。」
『うん!』
峰木は鞄を持って教室を出ようとしていた。
『峰木!!』
「どうした?水瀬。」
『あのね……私…。』
思わず呼び止めてしまった。
こうなれば、当たって砕けろだ!
告白するのよ!私!!
そう心に言い聞かせて私は口を開いた。
『峰木の事好きです!!』
「えっ…。」
ついに言っちゃった…。
ヤバい!消えてなくなってしまいたい…。
「はぁ~。」
えっ!ため息!?
ていうか、峰木困った顔してる…。
ヤバい…、泣きそう…。