again
~あなたと再び歩みを進めるために~
学校を出て数十分。
私達はいつもの分かれ道にいた。
「じゃあ、あかり、峰木また25日にねっ!」
『うん!!』
「あぁ、じゃあな。」
挨拶を交わした後、私と竜は美優達の背中を見送った。
美優達は方向一緒なんだけど、私達は違うからいつもここで別れるの。
「行くか、あかり。」
『うん!』
私達は自然と手を繋ぎ歩き出した。
今はこうして自然に手を繋ぐことが出来るようになったけど、初めはすごく恥ずかしくて仕方なかったんだよね…。
私達はまだ手を繋ぐことしかしてない。
美優と桃はもうキ…キスしたらしい…
私達もいつかはキス…する時が来るのかな。