again ~あなたと再び歩みを進めるために~


『なに?』

「ちょっとネックレス貸して。」

『えっ?うん。』


私は竜にネックレスを渡した。




「ほら、後ろ向け。」

『うっ…うん。』




私は言われた通り後ろを向いた。

すると、竜は後ろから抱きしめる形で私の首にネックレスを付ける。


耳にかかる吐息がくすぐったい。
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