【完】妖精フロアの日常【短編】
でも今日は違う。
「なぜ?」と思う?
今日は森の私の家に女の子がやってきた。
私は一人で寂しかったから女の子を家に入れた。
女の子は、‘サクラ’と言った。
サクラは、私の家に入った途端、
「おなかすいたぁ~!!!」
と言ったので私は一緒にお昼ご飯を食べた。
サクラは
「おいしぃ~!!」
と言ったので、私は思わず笑顔になった。
・・・生まれて初めて笑ったかもしれない。
だって私は、今まで‘人’というものに会ったこともなかったし、友達もいなかったから。