押してダメなら引いてみろ!
目を開けると、自分の部屋じゃない白い天上。
「あら?起きた?北川さん」
「はい・・・」
学校の保健室だ。
「私、どうしてここに」
「過呼吸で倒れたのよ。たまたま同じ電車に乗っていた佐々木くんが運んできてくれたのよ」
佐々木くん?
「佐々木くんって何組ですか?」
「あら。佐々木くんを知らないなんて珍しいわね。あなたと同じクラスのはずよ」
「ありがとうございました」
-------*****
これがきっかけで、気が付くと彗くんのことを目で追うようになっていた。
最初は目で追うだけだったのに、今はもっと彗くんのことを知りたいって気持ちが大きくなっている。
「告白しちゃえば?」
「だって結衣(ゆい)、彗くんは今まで告白OKしたことないんだよ?」
「だったら優芽が最初になればいいじゃん」
「あら?起きた?北川さん」
「はい・・・」
学校の保健室だ。
「私、どうしてここに」
「過呼吸で倒れたのよ。たまたま同じ電車に乗っていた佐々木くんが運んできてくれたのよ」
佐々木くん?
「佐々木くんって何組ですか?」
「あら。佐々木くんを知らないなんて珍しいわね。あなたと同じクラスのはずよ」
「ありがとうございました」
-------*****
これがきっかけで、気が付くと彗くんのことを目で追うようになっていた。
最初は目で追うだけだったのに、今はもっと彗くんのことを知りたいって気持ちが大きくなっている。
「告白しちゃえば?」
「だって結衣(ゆい)、彗くんは今まで告白OKしたことないんだよ?」
「だったら優芽が最初になればいいじゃん」