この想い、君に届け

次の日、

あたしは桜子ちゃんにすべてを言った。

あたしも好きだったこと

付き合うことになったこと

そしたら、桜子ちゃんは言った。

「あ~、よかった!!」

「え??」

「あたしね、みおちゃんを見てて想ったの。
みおちゃん、なおきくんのこと
好きだなって。
でも、みおちゃんはそれを
隠そうとしてた。
だからあたしが嘘ついて
みおちゃんに言ったの
なおきくんが好きって。」

そうだったんだ。

あたしのために・・。

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