カカオ0% 短編
私は急いで鞄から離れて古賀君に向き直る
『古賀君何すんのさっ』
『……また、書きやがったな』
と、古賀君は冷たい目で自分の机を見下ろした
『はいっ!今回は自分の名前をかけてみたよっ』
『おーい、古賀。俺の机
白アリ群がってるから交換しよーぜ』
『ちょ、古賀君どゆこと!?』
古賀君は私の愛のメッセージが書かれてる机を
もうひとりの古賀、(デブ、眼鏡、デブ、オタク、デブ)
に渡しに行った